幻想人迷劇 その漆
~家完成なう~
「よし、家は出来たから、人形をアリスに返さないとな。」
「返すなんて魔理沙さんらしくないですね」
「怒ると怖いんだよアリスは・・・」
「そういうわけですか・・・」
~返しにいきました~
「その子達、貴方が使っていいわよ。もういらないわ。」
「え?いいんですか?」
「いいのよ。自分たちで動けることが証明されたからもういらないわ。」
「ありがとうございます。」
これから改善とかをしていって自分で使うつもりなのかな。アリスさんは。
「さて、することも終わったし、暇になっちまうなぁ。」
戻り道で魔理沙さんがそういった。
「あ、そうだ。魔理沙さん、またお願いがあるんですが。」
「なんだ?少年よ。」
「紅蓮でいいですよ。」
「わかったぜ。んで、お願いってなんだ?」
「実はですね、身を守る力をつけたくてですね。魔理沙さんに魔法を教えてもらいたいんです。」
「おう。いいぜ。この私が魔法を教えてやろう。」
「ありがとうございます!恐縮です!」
とは言うが、結局のところ魔理沙さんも暇なのだろう。
「よし、私流の魔法の第一歩!キノコ狩りだ!」