幻想人迷劇 その弐
「うっそ・・・幽霊?」
見た感じ幽霊だ。あたりは肌寒いし。
「うおおおおりゃああああ!!!!」
「!?」
後ろを振り向くと、剣を二つ握り締めた少女が飛びかかってきていた。
「うわわっ」
「かわされた!?」
ある本で見たことのあるような場所だ。ていうか少女さん危ないです。まだ斬撃を食らわしに来てる。
「ココは・・・冥界か?」
「へ?あなた場所も知らずに此処まで来たのですか?」
やっと斬撃が止まった。よく生き延びた。自分。
「?はい・・・。」
「失礼しました!てっきり侵入者かと・・・。」
よくみると少女の近くに幽霊がいる。またもやある本で見たことのあるようなシルエット。
「あなたは・・・妖夢さんですか・・・?」